設立趣意書の書き方

会社設立での設立趣意書の書き方について

会社設立の時には設立趣意書を作成する場合があります。この作成は義務づけられているわけではありませんから、小規模な会社の場合には作成しないことの方が多いでしょう。作成する場合にはどのようなことを記載すれば良いのでしょうか。その内容は、どのような経緯で会社設立をしようと思ったのかです。

なぜ会社設立をしようと思ったのかというのは、人それぞれで異なっているでしょう。たとえば、税金対策のためだというのが本音かも知れませんが、それなら作成しない方が良いです。できることなら経営哲学や経営理念といったものを記載するべきだと考えられます。

これは事業目的と関係してきます。定款では事業目的を記載します。なぜそのような目的を定めたのかについて記載すれば、それで趣意書として成り立つでしょう。たとえば、より優れた商品を開発することによって社会に貢献しようと思って会社設立を思い立ったとします。定款には実際に行う業務について記載することが多いですから、あまり長々と記載することはできません。このような離縁を伝えるために設立趣意書を作成すれば良いわけです。

会社設立をするに至った経緯を記載するのも良い方法です。たとえば、以前に個人事業主として事業を行っていて、そしてそれを拡大していこうと思ったのなら、それを記載するのも良い方法です。

手続き上は、設立趣意書を作成しなくても良いですから、事務手続きを省きたいのなら作成しなくて良いでしょう。しかし、作成するメリットはいろいろあります。それは、多くの人の目に触れるからです。最近ではウェブサイト上で設立趣意書を公開する企業も多くあります。簡単にいろいろなことを調べられるようになりましたから、多くの人に訴えるチャンスだとも考えられます。

たとえば、ある会社と取引しようかどうか迷ったときに、インターネットで検索することが多いでしょう。そして、設立趣意書を見て、その理念に感動して取引をしようと考えることもあります。多くの企業が作成していませんから、逆に作成することでアピールできるというメリットもあるのです。

他の企業が作成したものを参考にするのは良いことです。いろいろとみていると、熱意が伝わってくるものも多くあります。非常に長くて読み応えのあるものもあれば、簡潔に何をしてどのように経営を行っていきたいのかを記載しているものもあります。特に決まった書き方はありませんが、多くの人が見ることを前提にすれば、誰が見ても分かるような言葉で作成するべきでしょう。”